マイホームを建てる際、外壁や屋根、内装に力を入れがちで、エクステリアがあと回しになってしまうこともあります。
エクステリアは意外と訪れる人の目につきやいもの…住宅のイメージに左右されています。
まず建物をパッと見て、その後目を止めるのが門柱です。表札やポスト、ライトなどが設置される門柱がオシャレだと、印象も良くなります。
1.お庭とエクステリアのバランス
エクステリアの設計は全体のイメージを考慮するのが基本です。外壁やドア、窓、屋根や庭などのバランスを考えて決めると、バランスが良くなります。
エクステリアとお庭のコーディネートが良いと、住宅の印象も引き立つので、怠れません。
そして門柱は、訪れる人が敷地内の一歩を踏み出す際、目にきやすいのでデザインや機能が大切です。
外壁やドアや屋根、窓だけでなく、アプローチやフェンス、カーポートに合ったデザインを選びましょう。また、お庭やウッドデッキもエクステリアのトータルバランスに関わります。
訪れる人の心が和む、帰宅する際ホッとするオシャレなエクステリア、門柱を目指しましょう。
2.門柱の種類
門柱は、レンガやブロックを使用した造作門柱と専門のメーカーの建材で作られた機能門柱があります。
レンガやブロックの魅力は、なんといっても温もりのあるデザインです。自然素材を組み合わせることで、大量生産にはない温かみを表現できます。
ヨーロピアンテイストのデザインは、北欧インテリアにもしっくり馴染むでしょう。
レンガは高価な印象がありますが、組み合わせる資材や施工次第で、コストを抑えることも可能です。
建材で構成されたタイプの門柱は、シンプルで洗練された印象があります。また、どのような建物にも合わせやすいデザインもポイントです。
こちらも、表札やポストのコーディネートにより、さまざまな表情を楽しめます。
門柱は、住宅全体の印象に合わせるのが要です。設計の際は希望のイメージを伝え、プロのアドバイスを受けながら慎重に選びましょう。
3.門柱でイメージアップ
門柱をつくる流れとしては、まず制作例や展示場などに足を運び、イメージを固めておくことが大切です。専門的な知識をもつのは困難ですが、素人の範囲で知っておくと良い方向に向かえるケースもあるので、ある程度学んでおくとコミュニケーションが取りやすくなり、設計もスムーズになります。
あとは予算です。マイホームは屋根や外壁、内装の費用が大がかりになり、エクステリアはそれらのトータルバランスを考えなければなりません。
失敗がないように、相場を知っておくと良いでしょう。
次に業者選びです。予算を伝え、信頼できイメージを具現化してもらえそうな業者を見極めましょう。
見積もりをしたあと、工事の流れなどの説明が始まります。
また、門柱は基礎が要です。基礎がきちんとしていないと門柱の安定性に響きます。コンクリートの施工が適正におこなわれていないと、長く維持できなくなってしまうので、注意しましょう。
老朽しにくい門柱をつくるために、基礎工事時のチェックは外せません。
老朽しにくい住宅、エクステリアは、メンテナンスが要です。定期的にメンテナンスをして、それぞれのリフォーム時期が来たら検討しましょう。
また、日頃のお手入れもポイントになります。資材に合ったできる範囲のお手入れで、より長持ちが期待できます。
まとめ
オシャレな門柱は、訪れる人の気持ちを和ませます。
気持ち良く過ごすために、お庭やエクステリアなど、住宅全体のバランスを考えて門柱をつくりましょう。
設計の際は、イメージを決めておくこと、ある程度の知識を身につけておくことも大切です。また、メンテナンスや日頃のお手入れも、長持ちに影響するので、わきまえておきましょう。