リフォームなどでは、外装はもちろん、内装にも手を入れることが必要になることもあります。
そうした場合には、防食・左官・外構施工会社などに相談することが利に適っているでしょう。
●内装に使う素材について
左官さんが活躍するということになるなら、それは「塗り壁」の施工になるでしょう。
リフォームでも、これから建てるにしても、採用したい内装材としては、カラダに優しい自然素材になるでしょう。
健康面はもちろん、内装というからにはインテリアのクオリティが上がるので、
木・土・石などの自然素材を使いたいという人も増えています。
面積の広い壁は仕上がり具合も一目瞭然に分かる場所でもありますから、こだわりたい場所のひとつです。
だからこそ仕上がりを重視した場合には左官さんに依頼するのが望ましいでしょう。
自然素材の塗り壁材は人気も高いといいます。
●どんな素材を使うか
漆喰の壁というのは、左官さんがもっとも得意とし、伝統的な塗装法も用いられる素材ですし、珪藻土も同じです。
どちらも調質性、断熱性、消臭性に優れています。
また、内装仕上げで人気のあるクロスのように張り替える必要がなく、経年変化を楽しめる素材でもあります。
仕上がりが良いだけに、さらなる変化が期待できるのなら、使ってみたい素材でしょう。
ちなみに、ちょっとした汚れも、サンドペーパーで削り、
全体的に汚れたら薄めた塗り壁材をローラーなどで塗る作業を左官さんが行ってくれます。
2階にあがる階段、灯りがなければ薄暗いケースもあるでしょう。
左官さんいわく、コテで平らに仕上げた漆喰の壁が、光を優しく反射させるといいます。
塗り壁独特のやわらかな陰影が生まれ、明るく、表情のある空間に生まれ変わるといいます。
また、漆喰はその性質上、カビや細菌の発生、増殖を予防し、
ニオイも吸着して分解するため、室内の生活臭が気になる場所にも的しています。
ですから、タバコを吸う場所、ダイニング・キッチンなどにも的しています。
左官さんが仕上げるとなるなら、漆喰に色粉を加えて好みの色に調合、リビングの壁の1面のみに採用して、
おしゃれなアクセントウォールにすることもできるでしょう。珪藻土も同じですが、湿気による結露も防止してくれます。
内装材として、壁と床を自然素材に変えることも良いでしょう。ペットを飼育しているのなら、特におすすめの素材です。
●左官さんに任せること
もちろん、DIYで楽しみながら内装を自分たち好みに仕上げるのは魅力でしょう。
しかし、素材について機能性をあまり熟知していないのなら技術的問題から劣化が早まることも考えられます。
例えば、DIYでの内装仕上げといえば、ペイントもあります。
塗料選びも重要で、シックハウスの原因といわる揮発性有機化合物を含まない塗料を左官さんは選んでくれます。
特に自然素材に関しては、デリケートだといいます。耐久性、耐水性など、機能も幅広いため、
その機能を十分活かすためには、プロの施工が納得いくはずです。
職人気質ですから、例えば、構造材の梁を活かすなどは、DIYでは難しいでしょう。
まとめ
お部屋、リビング、階段などの内装に関しては、壁の塗装によってオシャレに魅せることや、
古いものを新しく魅せることが期待できますが、
それには、経験が豊富にある左官さんを含む専門業者に任せるのが一法です。
もちろん、自分たちでチャレンジしてみたい希望もあるでしょうから、そこは業者に相談してみましょう。
少しなり施工に協力させてもらうことができないか、交渉もできるでしょうから、
一緒になって内装を魅力的に仕上げてみるのも良いかもしれません。