オシャレな外構は、訪れる人の心を和ませます。
ただ、外壁やドア、窓のイメージに合っていないと、印象が悪くなってしまう場合もあるので要注意です。
イメージアップのために、訪れる人がリラックスできる外構をつくりましょう。
フェンスや門扉は、外構づくりに足を踏み入れる第一歩です。
施工の際は、外壁やドア、窓などに合ったフェンス、門扉を選びましょう。
1.外構で重要なフェンス
外構は、住宅の印象を左右する重要な役割を果たします。オシャレなフェンスや門扉なら、住宅のイメージも良くなるでしょう。
フェンスは、素材選びが肝心です。外壁やドア、窓など住宅全体でコーディネートしましょう。
アルミは、価格は比較的高価になりますが、軽量で強度が高く、錆びにくいのが強みです。
木製は、天然木材と樹脂を使ったタイプに分けられます。
天然木材は高級感や木の温もりをダイレクトに感じられ、経年劣化を楽しめるのも醍醐味です。
樹脂タイプは天然木材ほどの高級感はありませんが、比較的お手入れしやすくメンテナンスも楽になります。また反りや割れがおこりにくいのも特徴です。
コストパフォーマンスで選ぶなら、スチールタイプもおすすめです。耐久性はアルミほどではありませんが、お手入れも比較的楽で、デザインのバリエーションも豊富で選ぶ楽しみがあります。
2.フェンス施工の注意点
フェンスは縦格子と横格子があり、好みで選べます。デザインも大切ですが、風通しが良くないとリビングで快適に過ごせません。室内で気持ち良く過ごすためにも、通気性を考慮しましょう。
また、高さがあるとプライバシーを守れますが、室内に日が差し込みにくくなり、暗くなってしまうケースもあります。照明が必要になるくらい暗いと問題です。高くなりすぎないように注意しましょう。
フェンスは風の影響を受けやすく、強風で倒れる恐れもあります。特に注意しなければならないのが、ブロックの上にフェンスを設置する場合です。ブロックの厚みに対してフェンスの高さに制限があるので確認しておきましょう。
3.外構で重要な門扉の施工
フェンスと同様に、門扉も外構のポイントになります。施工の際は、外壁やドア、窓などの印象に合わせて選ぶのが基本です。
門扉は、片開きと両開き、親子開きがあります。
間口が狭めであれば片開き、十分であれば、両開きがおすすめです。
小さい扉と大きい扉が備わった親子開きは、荷物が多いときなど、シーンに合わせて開閉できるのが良い点です。
また、門扉は内側に開くタイプと外側に開くタイプ、引戸があります。
内側に開くタイプは、建物との距離を踏まえて施工するのが一般的です。
外側に開くタイプは、道路の距離を考慮し、車や通行人が通ることを想定し施工します。
門扉の素材はアルミやスチール木材などあり、強度や耐久性、費用の差があります。
アルミは軽量で耐久性が高く、錆びにくいのが利点です。
スチールは比較的リーズナブルで、お手入れしやすくメンテナンスも楽になります。
木材はフェンスと同じで、天然木材は木そのものの高級感や使い込むたびに深い味わいを楽しめるのが魅力です。樹脂タイプは、耐久性が高くメンテナンスも天然に比べると楽になります。
まとめ
美しい住宅は、外構のデザインがポイントになります。
特にフェンスと門扉の印象は外構の要です。この2点で外構のイメージが決まるといっても過言ではないでしょう。
フェンスはデザインも大切ですが、風通しや採光性も要です。快適に暮らすために、これらを踏まえて施工しましょう。
門扉は開閉の種類があり、敷地、建物や道路との距離を考えなければなりません。
安全性やデザインなど、トータル的なバランスが大切です。