どのくらいかかるの?漆喰DIYの費用について!
優しくナチュラルな漆喰の壁は、快適な暮らしをおくるための機能性を持ち合わせています。自分の手でも塗れるため、自宅の壁をDIYする人が増えています。
自宅の壁を自分で塗りたいと思っても、実際に漆喰塗りができるの?どれくらいの費用がかかるの?と、気になるところはたくさんあるのではないでしょうか。今回は、自分で漆喰DIYをするときにかかる費用についてをご説明します!
取り入れたい漆喰の特徴について
漆喰は昔から日本家屋になどに使われてきた安全性の高い壁材です。内装に取り入れるメリットが多く、現代住宅の室内環境においては、シックハウス症候群対策としても注目されている壁材です。
さらに、カビの増殖を抑える機能を持つため、快適に過ごすことができるだけでなく、アレルギー症状の緩和も期待できるでしょう。
また、漆喰は消臭効果が高いことから生活の中で発生する臭いを分解してくれます。例えば、前の日に魚を焼いた臭いやお鍋の臭いが次の朝には残りにくく、動物の臭いにも効果的です。
吸湿、放湿機能にも優れているため、室内の湿度を最適な状態に保ってくれることも漆喰の優れた機能の一つです。不燃性である漆喰は、建築基準法では不燃材料にも認定されています。
加えて光を反射する性質を持っている漆喰は、お部屋をほどよく明るくしてくれて、ダウンライトの陰影も素敵です。漆喰には室内を明るくする効果があります。
お住まいにとって漆喰の壁はメリットがたくさん!
漆喰の壁を業者さんに依頼したときの費用は?
たくさんのメリットがある漆喰ですが、専門の業者さんに施工を依頼する場合は、一般的なビニールクロスを壁に貼るよりも費用がかさむといわれています。
プロの職人さんが塗ってくれる工数(施工にかかる日数)はもちろんですが、まずは、漆喰を水と糊とで混ぜ合わせて練り上げる作業があります。
その他に、元の壁の状態に応じて下記の様な作業が発生します。
①石膏ボードであればつなぎ目や目地の下処理。
②ビニールクロスを剥がしてから施工する場合は、ビニールクロスを剥がす作業と剥がした後の下地処理(ビニールクロスの裏紙も剥がさなくてはいけません)。
この様に、漆喰塗りの前に行う下処理にも多くの工期とコストが発生すると考えられます。
上記を踏まえ、高い場合ですとビニールクロスの3~5倍近くの費用がかかることも珍しくありません。6畳の壁面積(20平方メートル)で比較するとビニールクロスの費用相場は2万円程度。漆喰を業者さんに依頼するとと費用相場は、およそ6~10万円となります。
漆喰DIYなら楽しくてコストパフォーマンスも良し!
漆喰の施工を専門の業者さんに依頼すると工程や職人さんの手間賃で費用がかさむ場合がありますが、自分自身で材料を買い、施工を行うことで費用を抑えることが可能になります。
実際にDIYで漆喰を施工した例では、業者に依頼した場合よりもずいぶんと費用を落とすことができたケースは数多くあります。費用を落とすことができた理由は、やはり、漆喰材料だけで済んだからと言えるでしょう。
DIYで漆喰の施工をすると、当然ですが、業者さんに依頼するよりも費用を安く抑えることができます。
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2020/08/28