住宅の印象に大きく左右される外構は、デザインが大切です。
来客の際は、素敵な素材やフォルムの玄関アプローチで迎えたいもの…
好印象のデザインなら、訪れる人もリラックスできるでしょう。
また、外構はプライバシーの配慮も重要です。
まわりの視線なども考慮して、外構工事をおこないましょう。
外構工事の注意点
門を開けて玄関までに通るアプローチは、意外と住宅バランスの重要な役割を果たしています。
アプローチと外壁、窓やドア、門など外構と住宅のイメージがまとまっていないと、落ち着きません。
外構工事をするときは、アプローチのデザインが自然でバランスの取れたデザインを提案しましょう。
トータルバランスが取れたアプローチに仕上げれば、帰宅し門を開けたときに、ホッと落ち着けるでしょう。
また、歩行しやすさも肝心です。
どんなに素敵なデザインでも、歩行に影響するような不安定な設計では危険です。
外構工事のときに、安定感のある設計をおこなうことで、歩行の際の危険度も回避されます。
素材により滑りやすくなる恐れもあるので、要注意です。
これまで滑りやすいとされていた素材でも、最近では滑りにくくなるように工夫された商品も開発されています。
外構工事の素材選び
玄関アプローチに使われる素材はバリエーションも豊富で、住宅のイメージに合わせて選定するのが基本です。
素材により住宅の見え方も違い、雰囲気や表情が異なるので、比較しながら選定すると良いでしょう。
何となく決めて実際に外構工事をしたら、仕上がりが思い描いていたイメージと違った…
そのような失敗をしないためにも、業者とじっくり話し合いましょう。
玄関アプローチの素材の1つであるレンガは、レトロで素朴な印象があります。
どこか温かみがあり、ホッとする素材です。
タイルは、デザインのバリエーションも豊富で、選定する楽しみがあります。
耐久性が高くお手入れしやすいのも強みです。
ただ、注意したいのが、滑って転倒の恐れがあることです。
比較的滑りにくい商品も開発されているので、タイルを希望している場合はチェックしておきましょう。
枕木はオーソドックスで、和風住宅のイメージに最適です。
石とコーディネートすることで、落ち着いた雰囲気に仕上がります。
コンクリートは強度が高く、耐久性に優れています。
異素材と組み合わせることで、さまざまな雰囲気を楽しめるのも魅力です。
芝生は人工と天然があり、より緑を多く取り入れたい人におすすめです。
玄関アプローチはデザインも幅広く、規模により外構工事に費やす費用も差があります。
そのため、全体的な予算を決めておくことも大切です。
外構工事はバランスも大切
玄関アプローチのデザインは、玄関までの道のりもポイントになります。
敷地外や門扉の前から玄関までの距離が短いのは移動しやすいのが良い点です。
しかし極端に短いと人の目につきやすくなるパターンもあります。
プライバシーを気にせず過ごせるように、距離感の配慮も忘れてはなりません。
外構工事後、しばらくすると雑草が生えるケースもあります。
雑草が生えるたびにお手入れをしなければならず、手間をかけてしまうので、
外構工事前に雑草が生えにくい設計をするように、業者と相談しましょう。
また、敷地に対して程良い幅があります。
バランスが悪くならないように、ベストサイズで設定しましょう。
違和感のないベストサイズに仕上げれば、気持ち良く歩行できます。
おわりに
玄関アプローチの素材は、レンガやタイル、枕木やコンクリートなどあり、
住宅のイメージに合わせて外構工事をするのが基本です。
また、歩行をするとき転倒しないように、安定感も大切です。
不安定だと危険性が高まります、歩行のたびにストレスになります。
敷地に適した幅でないと、バランスが崩れしまうので、敷地に対して適切な幅を選びましょう。