外構は住宅とのバランスが大切です。
2つのコーディネートがうまくできていると家自体のイメージがアップします。
そんな重要な外構だからこそ、もちろん機能も重要です。
外構の土間工事で選ぶ素材にもこだわりましょう。
今回は、土間工事後のお手入れの重要性についてご紹介します。
土間コンクリートとは
アスファルトとは砂利などを混ぜ合わせて構成されたものです。
比較的リーズナブルでお手軽ですが、
熱の影響を受けやすく直射日光が当たることで高温になります。
それが耐久性にも大きく関わり、長持ちするという点では土間コンクリートが優秀です。
土間コンクリートの耐用年数は15年とされています。
ただ、これは目安であり実際は耐用年数以上に長持ちしているのが現状です。
土間コンクリートは老朽しにくいと考えて良いでしょう。
土間工事をする際、住宅のバランスを考慮しなければなりません。
外構は住宅の顔とも言える部分です。
土間コンクリートと住宅のコーディネートがいまいちだと、
その後のライフスタイルに大きく影響し毎日ストレスを感じることになります。
ストレスのない、快適なライフスタイルのためにも慎重に選択しましょう。
土間工事の費用は、1平方メートルで9000円~18000円程度くらいです。
工事を成功させるにはじっくり話し合うこと、特に見積りの段階が重要になります。
費用と合わせて見積りの内訳をよく理解しておかなければなりません。
土間コンクリートはお手入れが大切
土間コンクリートは、工事をした後のお手入れも肝心です。
正しいお手入れがおこなわれていなかったり、怠ると耐久性に響きます。
高圧洗浄を用いるなど、お手入れ方法はいくつかありますが、
そのなかで避けたいのが酸性の洗剤を使うことです。
酸性と土間コンクリートは相性が良くないので、できるだけ避けましょう。
土間コンクリートの老朽につながります。
また、アルカリ性の洗剤を使う場合も注意が必要です。
そのまま使うのではなく、できれば薄めて使いましょう。
そして使用する量にも気を使わなければなりません。
お掃除グッズを使う場合はブラシが一般的です。
忙しくてなかなかお手入れをする暇がない…そんな人も多いかもしれませんが、
定期的にお掃除をすることで素材を長持ちさせることができます。
リフォーム期間を延ばすためにも気がついたらブラシを使ってお手入れをしましょう。
流れるように角度をつけている
土間工事を水平に仕上げることは少なく、ほとんど角度をつけています。
その理由は、水はけを良くするためです。
水平だと水が溜まってしまい、水分でコンクリートを傷めるおそれがあります。
また、水が残るとそこがカビたり苔が生えたりして、環境にも影響するので注意が必要です。
角度は、道路側に流れるようにつけるのが一般的です。
排水溝がある場合は、そこに流れるように角度がつけられることもあり、状況によって異なります。
また、コンクリートが劣化する理由の1つに同じ位置に重さがかかることがあります。
同じ位置に重圧がかからないように配慮しましょう。
コーティングもできますが、そのための費用もかかりますし、
コーティングを長持ちさせるためにお手入れが必要になります。
直射日光も老朽の原因です。
できるだけこれらのことに気をつけて、土間コンクリートを長持ちさせましょう。
今回は、土間工事後のお手入れの重要性についてご紹介しました。
土間工事は住宅とのバランスを考慮することがポイントです。
土間コンクリートは、耐久性が高く丈夫ですが、お手入れを怠ると劣化が早くなります。
正しいお手入れをして、できるだけ長持ちさせましょう。
また、工事の前の段階が重要となるので、見積りの内訳をよく理解しておきましょう。